米国の力 American power イラク撤退後 After Iraq
(2010年8月26日)
米国は過去10年で大きく傷んだ。しかしその強大な力と大統領の技量を過小評価してはならない
来週バラク・オバマ大統領が全米軍戦闘部隊のイラクからの撤退完了を確認する際、確かなことが1つある。7年前にジョージ・ブッシュ前大統領は米国のイラクでの任務が達成されたことを示唆して勝ち誇った態度を示したが、オバマ大統領はこれにならわないだろう。..........more
ブラジルの農業に起った奇跡 Brazil’s agricultural miracle 世界に食料を供給する方法 How to feed the world
世界の農業の新しい常識は、先行きが暗い。だが別の選択肢がある
世界中で新種の作物が力強く育っている――その作物は「アグロペシミズム」という。人類は環境を破壊しない限り、食料を供給できなくなるという悲観的な考えのことだ。現在、この手の不安要素はいろいろとあるが、もっと増えていくだろう。..........more
米国の失業 Joblessness in America 厄介な問題 A stickier problem
米国の雇用問題は景気回復を待っているだけでは解決できない
経済の縮小は1年前に止まったが、米国の失業問題は今までになく深刻だ。政府の公式発表では失業率は7月には9.5%になり、多くの人々が職探しを断念しない限り、さらに上昇するだろう。6カ月以上仕事がない者は失業者の約45%に達し..........more
日本の機能不全政治 Japan’s dysfunctional politics 小沢一郎の逆襲 Ichiro Ozawa strikes back
日本政治の破壊的な力が戻る
日本で最も権謀術数を巡らす政治家の小沢一郎は、最近、米国人を「単細胞」――大まかに言って単純なことを意味する日本語――として切り捨てたという。 彼のたくらみを図る頭脳に比べれば、米国人はそれをほめ言葉と受け止めるべきだ。..........more
中国で変革の話 Talking about reform in China 信じていい変化? Change you can believe in?
首相は政治の変革を率直に呼びかけている
中国は世界第2位の経済大国の新たな地位を楽しんでいる。だが、温家宝首相は気をやすめる様子がない。南部の好況に沸く町を訪問中に、彼は「政治システムの変革なしには経済的利益は失われる可能性がある」と宣言した。政府系新聞の1つは..........more
ユネスコの世界遺産 UNESCO’s world heritage sites 危機にさらされている危機遺産リスト A danger list in danger
貴重な場所の保全に関して、国連の文化機関であるユネスコは自身の理念と加盟国の願望との板挟みに陥っているが、理念の方が押され気味だ
固有の動植物の生息地として有名な諸島が環境への脅威を免れたと判断された場合、地球上の生物の運命に関心がある人にとって、それは朗報と思えるかもしれない。だが、ユネスコが最近、ガラパゴス諸島に与えた「危機を脱した」というお墨付きは ..........more
韓国の石油獲得欲 South Korea’s thirst for oil 韓国石油公社の登場 KNOC comes knocking
韓国国営企業が石油争奪戦に参入
仲良しクラブ的な韓国の商業界では、敵対的買収が行われることはまれだ。国営企業がそのような買収に乗り出すことなど、最近まで考えられないことだった。だが買収対象である英企業の経営陣が友好的提案を拒否したことを受けて..........more